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人間らしく生きるために、強制タダ働きを許さない

肩書だけの管理職―マクドナルド化する労働 (シリーズ労働破壊 3)
 肩書きだけは管理職でも、これでは奴隷労働ではないか!そう叫びたくなる4社の事例が本書に取り上げられています。

 はじめの事例は、副題にもなっている日本マクドナルドです。店長の高野廣志さん(実名)は、残業代の支払いを求めて、会社を相手にして訴訟を起こしました。あまりの長時間労働に、過労で倒れる寸前まで追い込まれた末の決断です。
 早朝に家を出て、帰宅したときには日付が変わっている日々が続き、休日も月に3日あるかないか、という状態でした。

 あるとき、息子から次のように言われました。
 「僕たち家族が死んでも、お父さんは忙しいから、
  きっとお葬式にもでられないね。
  お父さんはあてにできないよ」

 またあるとき、家族旅行が悲惨な結末を迎えました。
 泊まりがけでディズニーランドに行くことを楽しみにしていたのですが、旅行の数日前にベテランのパート社員が急に辞めてしまいました。店長自身が店に出るしかなくなり、とうとう父親ぬきの旅行になってしまいます。

 人間らしく生きるため、店長は訴訟を起こすことを決めました。
 会社からの強制タダ働きを許さない。
 働くことに誇りを持ちたい。
 家族の愛情をはぐくむ時間を持ちたい。

 こんな最低限の人間としての要求を裁判に訴えるまで追い込んだのは、最近業績好調な日本マクドナルドです。

 本書には、この他、すかいらーく、セブン−イレブン、コナカ、CFJの全部で5つの事例が載っています。
 いずれも、約20年の間に飛躍的な発展をとげ、かつては勤労者があこがれる職場でした。しかし、時代が移り、経営環境が変わるにしたがって、人材が勝負なはずの会社が、人件費を抑えることだけを優先するようになってしまいました。数字の上だけの合理化が、現場の労働者への理不尽な圧力となってのしかかってくるようになったのです。
引用元:人間らしく生きるために、強制タダ働きを許さない

エコツーリズム

肩書だけの管理職―マクドナルド化する労働 (シリーズ労働破壊 3)
初め、この本を購入したとき、あまりのタイトルの大げさな感じに少し戸惑いながらも、なぜか惹かれて手にしたのですが、読んでみると一般の自己啓発書と同じようでいながら、物語の読みやすさで自然と引き込まれて読むことができました。

特に感心したところは、言葉の力に関して、自分の夢や希望を声に出して表現することよりも、心の中で思うだけで表に出さずに内圧を高めることが実現への鍵だということでした。
基本的に大切なことが書かれていて、外に求めるよりも自己内在の力を信じることの大切さを改めて教えてもらいました。
引用元:

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